3月26日(日) えま&慧奏 「あめつちのうた」コンサート


          特別出演 歌舞伎昌三(舞踏)
         開場 午後5時 開演 午後6時30分
         料金 予約2500円 当日3000円

どんなにささいなため息も、それがこの世界に起きている事ならば、それは、あめつちの吐息だと思う。そんなところから、音楽は始まる。

えま&慧奏の奏でる音に、なにも特別なものは無く、それはごくあたり まえの時の流れのように、その時そこで生まれては、永遠に向かって消えていく。

弾くというよりは、唄う・・・二胡。 すべての音に溶け合う、ピアノ。
長い時を経て、地球を旅した民族楽器たちが織り成すリズム。
その響きに、ふと誘われるレインボウ・ヴォイス。

なんでもないことが、奇蹟。
天と地のはざまで、今日も沢山のいとなみが聞こえてきます。


えま:ヴォイス、二胡、ライア
天から舞い降りるような、或いは、海の底から湧き出てくるような“声”と称される、類い稀なるヴォーカリスト。中近東で生まれ中国で発展した弓奏楽器、二胡という“もう一つの声”でも、自在にうたう。独自に編み出した奏法から紡ぎだされる二胡の音色は、今までに無いサウンドとして様々なセッションを経て注目を浴び、異色の女性アーティストとしてコンサート活動から音源制作に携わるなど幅広い活動を展開する。'91年より“風の楽団 Wind Travelin' Band ”のメンバーとして国内はじめグラストンバレー・フェスティバルやヨーロッパツアーにも参加。後、出産を機にDuoユニット・“えま&慧奏”を結成。『あめつちのうた』より、ヴォーカルワークを主体とした作品作りやコンサート活動を開始し、オリジナルだけでは無く童謡や民謡をも独得のアレンジで手掛ける。慧奏氏と共に大阪・難波TORII HALLにて“楽音LIVE〜『いのちアル、音』”をプロデュース。希有なアートイベントに取り組むことで、音楽パフォーマンスの未来を見つめる。'99 年より、和太鼓松村組に二胡奏者としてゲスト出演し、以降公演回数を多数重ねる。YURAI recordsのCDジャケットデザインをはじ自身の活動軸として『あめつちのうた』をキーワードに“えま&慧奏”を結成する。プロデュース・ワークとして、'93年より'96年まで、アースミュージック・フェスティバルを京都・大阪で開催。近年、大阪・TORII HALLにて“楽音LIVE”始め、数々の音楽イベントを制作、プロデュース。また、レコーディングエンジニアとして自らのスタジオ(YURAI haus Studio)にて、数々のアルバム制作に携わる。

慧奏 [えそう]:ピアノ、ヴォイス、民族打楽器
ジャズ・ピアノ、音楽理論、アレンジ法を学んだ後民族打楽器に魅せられ、独学でその奏法を修得する。舞踊、演劇、T.V.番組制作等に数多くの曲を提供、その活動は多岐に渡る。また、精神活動としての音楽、特に土着的リズムに注目し天河神社の楽士を務めたり神社仏閣への奉納演奏を行うなど、音楽のルーツを探り続けることによりEarth Music というコンセプトを提唱。ピアノをメインに、オーバートーンヴォイス(倍音歌唱法)や循環呼吸など独得な奏法による先住民族のスピリチュアルな伝統楽器をはじめ、石や木から成る自然素材のオリジナル楽器を演奏。その多才さと精神性の高いプレイは、シーンの中でも際立つ存在であり続ける。'87年には、自己のグループ Silent Pulse でモントルー・ニュージャズ・フェスティバル(スイス)に出演。'91年ダンス作品「アマミシネリ」の音楽担当として、沖縄、ローマ、パリ、ギリシャ公演を行う。以降、 “風の楽団 Wind Travelin' Band ”のメンバーとして、グラストンバレー・フェスティバル(イギリス)や、アメリカ西海岸ツアーなど国際的な活動を展開しながら、多数のユニットにも参加。
         http://www.yurai-works.com/shin/index.html
 問い合わせ 月の庭 0595−82−0252