坂本弘道ソロライブ ゲスト 歌舞伎昌三(舞踏)

tsuki-niwa2007-03-22

坂本弘道(チェロ)ソロライブ ゲスト 歌舞伎昌三(舞踏)

絶対必見!すごいことになります!!
アートの根源を見よ!!!

日時 3月22日(木)開場17:00 開演19:00
場所 月の庭 三重県亀山市西町438
料金 予約・前売 2000円 当日 2500円
(問)月の庭 0595−82−0252  090−2341−0479
 tuki-niwa@za.ztv.ne.jp

出演者プロフィール

坂本弘道(サカモトヒロミチ) チェロ、ヴォイス、その他
 1962年、広島生まれ。チェロ奏者、他にボイス、ノコギリを奏する。様々なエフェクター類を駆使し、叩く、こする、回す、果ては電動ドリルやグラインダーでチェロから火花を散らすパフォーマンスまで、イメージの氾濫ともいうべき演奏は常に刺激に満ちている。
「midori」(88年〜92年)、少年マルタとの「echo-U-nite」(90年〜01年)、石塚俊明(ex頭脳警察)の「シノラマ」を経て、ロケット・マツ主宰「パスカルズ」、チェロのみ3人のユニット「COTU COTU」、Lars Hollmer(from Sweden)と日本人音楽家とのユニット「SOLA」、大熊ワタル主宰「シカラムータ」等数々のバンドに名を連ねる。滝本晃司(from たま)、Mika PUSSE(from Paris)、十時由紀子、あかね、大谷氏・とっちゃん(from 富山)、高橋CAZ、火取ゆき、遠藤ミチロウ、等ボーカリストとの共演も多く、02年11月〜03年1月にかけてUAの全国ツアー「空の小屋」に参加した。03年にはHacoとの共同プロジェクト「Ash in the Rainbow」を発表。
また、インプロヴァイザーとしての活動を中心に、様々な音楽家とのセッションを精力的に行っている。過去の共演者〜さがゆき、風巻隆、おおたか静流、横川タダヒコ、鬼怒無月、ライオン・メリー、林栄一向島ゆり子、沢井原兒、小山彰太、とうじ魔とうじ梅津和時サム・ベネットHONZI不破大輔中尾勘二大友良英、内橋和久、黒田京子、千野秀一、安藤明(from Berlin)、故・井上敬三、ARFIの「32 JANVIER」(from Ryon)、Jonathan Segel(from California)、等々。ジョン・ゾーンの「コブラ」「ベジーク」(プロンプター:巻上公一)等の集団即興にも度々参加している。
一方、他ジャンルとの交流も多彩。
演劇関連では、94・95年「維新派」公演「青空」(音楽:内橋和久)に於ける生バンドでの演奏、98年人形テント芝居「三日月丸」公演「嘘物語」(作、演出:桜井大造)、99年「野戦の月」公演「エクソダス、出ポン・前夜」(作、演出:桜井大造)での生演奏、等。台湾「差事劇団」と交流は00年の広島・台北での「記憶的月台」公演から始まり、01年の台北での「海上旅館」公演時にはソロ・コンサート「夏日・蝉鳴」も敢行、02年の「霧中迷路」公演ではマカオのパフォーマンス・フェスティバル「Fringe」に参加した。
写真関連では、95年ヌードフォト(荒木経惟ら)とのコラボレーション「裸の絶対温度」、97年大山千賀子「残像の中で聞く現代音楽・聖域」への参加。03年大野純一の「日本」スライド・ショーでの生演奏、00年から連続して芝田文乃・写真展でのコラヴォレーション・ライヴを行っている。
メディア関連では、香港映画「息子の告発」(監督:イム・ホー 音楽:大友良英/94年)の録音、97年プレイステーション用ゲームソフト「MOON」への楽曲提供、00年「衣笠貞之助映画フォーラム」に於いてのサイレント映画「狂った一頁」での即興演奏(板橋文夫+坂本弘道)での参加、「イヌ」(35ミリ・劇場用長編映画/監督:北田直俊/94年〜00年制作)への楽曲提供。「沖の未明」(監督:鈴木志帆/02年制作)では舞踏家・野和田恵里花と共に主演している。
舞踏・パフォーマンス関連では、98年堅田知里・独舞「でるむし」、99年MMAC企画「うすばかげろう」、神蔵香芳+ホンキートンクアンサンブル「月と遊園地」、01年舞踏の藤條虫丸・佐野真起子との共演、「律」(演出・舞踏:橡川キョウ)、岩名雅記とのデュオ、ベルリンでの舞踏家・可世木裕子らとのライヴパフォーマンス、等。02年山田せつ子主宰のダンスカンパニー「枇杷系」公演「翔ぶ娘」にはゲストアーティストとして出演。
美術関連では、01年中尾直樹展オープニング企画のソロ・コンサート、枚方市立御殿山美術センターでの堀尾貞治とのコラボレーション、映像のヒグマ春男との一連のコラボレーション・ライヴ、等。
近年は精力的にソロライヴを行っており、99年にソロアルバム「零式」を発表している。

歌舞伎昌三 舞踏・パフォーマンス
1961年9月25日、日本国、三重県亀山に生まれる。本名は岡田昌(マサル)。10代後半より東京にて映画製作を始める。二十歳の頃、舞踏と出会う。
二十代半ばより反原発運動、民族問題、環境問題、先住民文化など様々なムーブメントに深くかかわる。1990年、ネイティブ・アメリカン運動リーダーのデニス・バンクス氏の提唱するセイクレッドランに参加。激動のヨーロッパをネイティブ・アメリカンランナーやヨーロピアンランナーたちとロンドン〜モスクワまでの約10000〓を走り抜ける。1992年、地域の寺子屋、亀山雑学大学を開校。様々なゲストを招き心と体について学び合う場を作る。1996年、食とアート、そして人と人を繋げる場所、月の庭を始める。たくさんのミュージシャン、舞踏家、社会活動家などあらゆるジャンルを超えた人の集う場所として、今も活発に活動中。8年前より、舞踏家であり、天然肉体詩人と名乗る、藤條
虫丸氏のワークショップを主催、自らもワークショップに参加する。2004年、10月、身体に変調をきたす。検査結果は膀胱ガン。医師には即入院、即手術を薦められる。また放置した場合、早くて1年、よく持って2年の余命宣告を受ける。が、しかし、自身はもう一つの方向としての代替医療、手術をせずに民間医療で治していくことを決意。まずは、からだとこころに向き合うことから始める。2005年、5月、天然肉体詩人、藤條虫丸氏に舞踏公演への出演を依頼される。5月11日〜15日、名古屋大須、七つ寺共同スタジオにて五日間の公演すべてに参加。舞踏家としてのデビューを果たす。43歳にしてのデビューであった。以後、精力的に舞踏活動を展開。素晴らしい出会いと共に、様々な場所、また様々なミュージシャン、DJたちとのコラボレーションも多数。今年8月には初の海外公演に出る。韓国で2つのフェスティバルに出演、7日間で9ステージを踊りきり大好評を得る。デビューから一貫してその踊りのテーマには生と死がある。細胞レベルで、刻一刻、展開される生と死のダイナミックなそして静寂な時間。精神と肉体が織りなす一瞬一瞬の動き。光と影。舞踏は静かに緩やかに進化の円環の中で突っ立っている。

主な共演者  
(ダンサー)玉野黄市、藤條虫丸、岩名雅記、佐野真紀子、七感弥広彰、橡川キョウ、PAN・アメリカ、ピーター・ゴライトリー・京龍館、平松麻衣
(ミュージシャン)サヨコオトナラ、あふりらんぽ、山本公成、梅津和時
細海魚、山口洋知久寿焼滝本晃司HONZI矢野絢子、中ムラサトコ、
東京ナンガデフ、尾引浩志倍音’S 、ソウル・フラワー・ユニオン
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット渋さ知らズ、