10月23日(日)  百鬼どんどろ月の庭公演

午後5時開場 午後7時開演
料金 予約・前売り2200円  当日2500円 (別途1オーダー必要)

  • 幽か夜(かそかよ)/上演時間・50分   演者・岡本芳一、飯田美千香
    • 中秋の名月の下で演じた月下の舞をもとに生まれた野外用作品。白蛇の化身、草木の精霊、火の神、水への回帰、神々が留守になると言われる神無月のひととき、異形のモノたちの秘めやかな儀式が始まる。
  • 産声(うぶごえ)/上演時間・30分   演者・村上悠香
    • 地元亀山出身の村上悠香里が演じるソロ処女作。
  • 百鬼どんどろ・・・1974年東京にて創設。等身大人形や仮面などを使い、同時に遣い手自身も黒衣(人形遣い)としてではなく演技者として舞台に加わる独特の形態をもちいた表現で舞台活動をしている。台詞をつかわず、音楽、所作、舞いのみによって構成されるこの舞台表現は創設者・岡本芳一によって創作されたオリジナルなもので、人形劇、舞踊、パントマイムなどすべての既成のジャンルに属さない。日本の古典、伝説などを題材にしたものが多いが物語性よりも人形と人間がおりなす錯綜の中で人形そのものの持つ不思議な魅力を引き出す事により、普遍的な人間の内面世界あるいは幻想的な妖美の世界を描き出している。ヨーロッパをはじめとした世界各国で「日本の伝統を基盤にしたオリジナルで斬新な表現」として高い評価を受け、数多くのフェスティバル等から招待され、現在岡本芳一のソロ公演を中心に主な舞台公演は海外での活動で占められている。http://www001.upp.so-net.ne.jp/dondoro/

1974年 東京にて「人形工房どんどろ」設立
1980年 「百鬼人形芝居どんどろ」と改名し荷車を引いて徒歩で全国行脚を始める。
     神社境内等で丸太小屋を掛けての上演
1986年 信州伊那谷に拠点を移す
1988年 第1回アジア一人劇祭(ソウル) USAジャパンEXPO(ロサンゼルス)上演
1989年 全国縦断旅公演  第2回アジア一人劇祭(台湾)上演
1991年 信越放送「SBC特集・百鬼人形芝居どんどろ」放映 写真集「どんどろ夢つづり」発行 第3回アジア一人劇祭を信州伊那谷で企画、開催
1992年 ウニマ世界フェスティバル(スロベニア)上演 ヨーロッパツアー(ドイツ・オランダ)開始
1993年 ヨーロッパツアー(ドイツ・オランダ・スイス)、 イスラエル、韓国、ヨーロッパ秋公演
1994年 徳島県立21世紀館公演 アメリカ・ヨーロッパツアー(ニューヨーク・アムステルダム、カンヌetc)*カンヌ国際人形劇祭最優秀賞受賞
1995年 スペイン・ポルトガル・フランス公演
1996年 ブラジル・カナダ・デンマーク・オランダ・ドイツ公演   ウイーンダンスフェス 国民文化祭、利賀山房上演 ※信越放送制作「清姫曼陀羅文化庁芸術祭テレビドラマ部門受賞
1997年 フランス・ドイツ・イタリア・ブラジル公演  シャルルビルフェスティバル特別招待  パリ連続公演 東京シアターX定期公演開始   ※セレナ・オ・ドロ賞受賞(イタリア)
1998年 イタリア・ブラジル・スイス公演  アジア一人劇祭(マレーシア)  サラエボ国立劇場
1999年 イタリア・ポーランドポルトガル公演   広島、九州ツアー 古澤良治郎(ジャズミュージシャン)との天竜川野外共演  ※引佐人形劇祭金賞受賞
2000年 ポーランド・トルコ・ブラジル・ギリシャ・オランダ公演 シャルルビルGALA公演(フランス) Workshop(デンマーク) 利賀新緑フェスティバル  ドイツUNIMAフェスティバル
2001年 スペイン、ポーランドツアー  チェコ・イタリア公演  京都、大阪、奈良、神戸公演
2002年 駒場アゴラ夏のサミット、扶桑文化会館、伊那文化会館、 フィンランド、ブラジル、ポルトガル公演  デンマークにてワークショップ
2003年  ドイツ公演、若手演者のための新企画「夢のうつつ、現つのゆめ」脚本、演出
2004年 桜の下の野外劇「花妖」連続上演、名古屋ひまわりホール提携公演、シャルルビル(フランス)マリオネットスクール夏期セミナー講師と上演